INDEX
ゴルフQ&A
1.冬のゴルフ
2.まっすぐ立つ
3.パターが苦手
4.グリーン周りのアプローチ
5.ティアップの位置
6.コースマネジメント
≪刻む≫
7.バンカーショット
8.ラインの読み方
9.ショートホールが苦手
10.ラフ対策
11.ディボット
12.風の中のゴルフ
13.フェアウェイバンカー
14.メンタルタフネス
15.ドッグレッグのホール
16.ショートパット
17.スタンスの向き
18.待ちチョロ
19.風の中でのクラブ選択
20.プレーのペース
21.距離感
22.ドライバーのスライス
23.飛距離を伸ばしたい
24.コースで飛ばしたい
25.どのアイアンも飛距離が同じ
26.シャンクが止まらない
27.OB病
28.苦手なクラブ
29.ヒッカケが怖い
30.グリップエンドの向き
31.アプローチの上達
32.ミート率を上げる
33.フェアウェイウッドが苦手
34.どうしても左へ。なぜ?
35.ラウンドで結果を出したい
36.ダフってしまいます
37.パター上達法
38.切り返しのタイミング
39.寄せワンをとるには
40.セルフプレーのマナー
41.ゴルフは道具!?
42.シングルを目指して
43.突然の不調!どうしたら?
44.大叩きを克服したい
45.効率的な練習方法
46.プレー中の心理状態
47.ルールを守るということ
48.3パットを克服したい
49.ハンデアップのためには
50.ドライバーの買い替えは?
51.アイアンの買い替え、ウエッジは?
52.冬から春先のラウンド
53.ミート率を上げる
54.コースマネジメント
≪グリーン周り≫
55.シャフト交換って?
56.様々なゴルフスタイル
57.ゴルフの精神
58.チーピンを止めるには
59.アイアンの方向性
60.ゴルフ向きの性格

ゴルフQ&A〜ゴルフの悩みはいろいろです〜

40.セルフプレーのマナー

Q.40

先日、初めて行ったコースでのことです。基本的にキャディさんはいなくて、すべてセルフでプレーするということでした。セルフプレーには慣れていましたし、コース自体もそんなに複雑ではなかったので、プレーそのものはスムーズでした。しかし、コースの状態は非常に悪いものでした。ディボット跡が多く、それも目土が入っていないので穴凹だらけ。グリーンはボールマークの跡が一杯で見苦しい上、カップ周りにはスパイク跡が。おまけにならしていないバンカーに球が入り、脱出に一苦労しました。あまりにひどい状況に、ゴルフ場に対して文句を言おうかと思いましたが、このような場合どうすべきでしょうか。

A.40

最近ではセルフでラウンドすることは珍しいことではなくなりました。キャディさんをつけるとどうしても料金が高くなってしまいますので、セルフプレーのみといったゴルフ場も増えてきました。ゴルファーとしても、料金が安くなることは大歓迎なのですが、中にはセルフプレーが原因で、コースがひどい状態になっているところもあるようです。

もともとキャディさんというのは、主としてプレーの進行をスムーズにするために手助けをしてくれる人です。クラブを持ってきてくれたり、ボールを拭いたりラインを教えたり、ディボット跡をうめたり、バンカーをならしたり・・・などなど。各ホールの案内や狙いどころを教えてくれたりもします。

でも元来これらのことはゴルファー自身が行うべきことなのです。キャディさんはあくまでも助けてくれる人にすぎません。キャディさんがいなければ、すべて自分達だけで行ってプレーを進行させなければならないわけです。 その中で、一番忘れがちなのが「コースの保護」でしょう。

ゴルフ規則の第1章「エチケット」の中で、「◎コースの保護」についての記載があります。詳しくはそちらを参照していただきたいですが、バンカーをならすこと、ディボット跡やグリーンについたボールマーク、スパイク傷を直すべきであると書かれています。私も最近よく思いますが、特にグリーンのボールマークは直さない人が多いようです。ボールマークをそのまま放置しておくと、その部分から芝が枯れてしまいますし、グリーンがボコボコになってしまいます。スパイク傷にしても、最近ではメタルスパイク禁止のゴルフ場も増えてきましたが、グリーン上で不必要に足を引きずる、グリーン上を走るといった行為をしてしまう人がいるようです。

このような「コースの保護」を怠るとゴルフコースは荒れていきます。質問者はコースへ文句を言いたかったようですが、ゴルフ規則に書かれていることですから、本来なら、これらのことはプレーをしている人の責任であって、コースの責任ではないのです。コース側としてもメンテナンスを行ってはいるでしょうが、時間や経済的な限界があるでしょう。

その他にもセルフプレーによる様々なトラブルがあります。例えば、コースを知らないがために前の組に打ち込んでしまう。クラブを複数本もって自分のボールのところへ行く、ボールを複数個準備しておくということをしないためにスロープレーとなり、プレーの進行を妨げるなど。 前述の「第1章エチケット」にはゴルフのマナーについてのガイドラインが規定されていますが、そこには「・・・これが守られれば、プレーヤーがみなゴルフを最大限に楽しむことができるだろう。この章全体に通じる基本的な考えは、コース上にいる他の人に対しても常に心をくばるべきということである。(抜粋)」と書かれています。

皆が少しずつでも「マナー」について気を配ることができればこのようなトラブルも減るのではないでしょうか。初心者の人は、コースデビューの前に必ずラウンドの際に注意すべきこと、コースでのマナーについて勉強して欲しいですし、ベテランでずっとキャディさんに頼ってきた方は、今一度自分のプレースタイルを見直してみて欲しいと思います。

質問者の気持ちもわかりますが、コースに文句を言ったところで自分も相手も嫌な気持ちになるばかり。自分がコースを荒らすことのないように心がけましょう。

アメリカのコースでは基本的にキャディさんはいませんので、キャディさんのシステムというのは日本独特のもののように思います。それは日本でのゴルフの普及の仕方によるところが多いのではないかと思いますが、何かにつけキャディさんをこき使ったり、キャディさんに八つ当たりをしたりという人はまだまだいるようです。キャディさんの手助けが絶対に必要な方もいらっしゃるので、キャディさんは必要がないとは思いませんが、ゴルファーがゴルフの本質というものをしっかりと理解すれば、セルフであれキャディ付きであれ、もっとゴルフを楽しむことができるのではないかと思います。

2004年12月29日