メンタルタフネス〜ゴルファーの深層心理〜
1.「心・技・体」とやる気
練習場ではそこそこ打てるのに、実際ラウンドするとうまくいかない・・・ここ一番となると必ず力んでミスショットになる・・・などといった悩みを持つ方は多いでしょう。
ゴルフはメンタルなスポーツと言われます。スコアアップにはかかせないメンタルタフネスとはなにかを学んでいきましょう。
「心・技・体」
昔から「心・技・体」という言葉をよく聞きます。いくら練習で成果をあげてもいざ本番というときに緊張や不安、精神的な混乱があったら実力を十分に発揮できないでしょう。3つが一体となってはじめて最高の能力が発揮できるということですね。
オリンピック選手を見ると「心」がいかに大切かということがよくわかります。前評判やそれまでの成績によって金メダル間違いなしと言われた選手が、どうしたことか全く実力を発揮できず平凡な成績に終わるというケースは決して少なくありません。金メダルを獲りたいと、凄まじい努力を重ね、長い時間をその練習に費やしてきた選手が、競技によってはほんの1分足らずの中で持っているものすべてを発揮させなければならないわけですから、その心中を思うと、見ているこちらがドキドキしてきてしまいます。
最近ではメンタルトレーニングという言葉も一般的になり、一流選手の多くが練習に取り入れているようです。もちろんそんなレベルを目指すものではありませんが、ゴルフにおける心の動き、深層心理とはどういうものなのかということを理解し、日頃の練習やラウンドで生かしていくことでゴルフはもっと楽しくなります。
やる気
「やる気」とは辞典によれば「積極的に何かをしようと思う気持ち」ということになっています。心理学用語で言えば「動機づけ」「モチベーション」と呼ばれるものです。
どんなに技術的に素晴らしくまた体力的にも優れていても「やる気」がなければ上達というものは望めません。タイガー・ウッズを見てみてもわかるように、生まれつき素晴らしい資質を与えられ、小さい頃から英才教育を受けてきても、その体を鍛え柔軟で強靭な筋肉を作り上げ、並外れたバネを生かしたスイングを作っていくことは、毎日の苦しい練習に耐えてきたからこそできたことであって、うまくなりたいというやる気がなければ成し得なかったことでしょう。いまや世界ナンバーワンプレーヤーとなっても、それに甘んじることなく常に上を目指して努力する彼を支えているものもやはり「やる気」であると思います。
やる気を持って練習するかどうかで、学習の能率、理解度、習熟度なども異なってくるという事実が心理学の研究によって明らかにされています。やる気を高めるにはどうしたらよいのか、見ていきましょう。
2002年8月22日
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