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コースマネジメント
の極意
Hole No.1 前編
Hole No.1 後編
Hole No.2 前編
Hole No.2 後編
Hole No.3 前編
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Hole No.5 後編
Hole No.6 前編
Hole No.6 後編
Hole No.7 前編
Hole No.7 後編

コースマネジメントの極意〜コース攻略を考える〜

9.Hole No.5 谷越えのショートホール前編

どんなに飛ばす体力と技術があっても、ただやみくもに打っていくだけではスコアにはつながりません。また、たとえ飛ばなくても技術が未熟でも、状況判断とそれに応じた攻略法を正しく選択していけばおのずとスコアはまとまって来ます。 ゴルフは知的ゲーム。そこがゴルフの面白さでもあります。

ここではコースマネジメントの基本を学びます。ちょっと考え方を変えれば、ゴルフはもっと楽しくなります。

レイアウト図 カメラ1
1 拡大図
カメラ2
2 拡大図

1.コース全体のチェック

距離は160ヤードのショートホールです。距離はそんなに長くはないのですが、谷越えになっており、非常にプレッシャーがかかるホールです。手前と右サイドの谷に落とした場合はもちろんOBです。グリーンは奥に向かって長細く、グリーン周りには3つのバンカーがあります。

ティグラウンド地点

カメラ1を参考にしてください。 谷越えになっています。最低でも130ヤードは打たないと届かないでしょう。右サイドは谷が続いており、落としてしまうとOBになります。グリーンから一段降りたところにOB止めのためのバンカーがあります。逆に左サイドは山の斜面になっており、山のてっぺんは旧グリーンになっています。手前はバンカーに挟まれてやや狭いですが、花道があり、ここにティショットがOBだったときのためのプレイイング4のティがあります。

グリーン前

カメラ2を参考にしてください。 グリーンは奥に細長く、全体では50ヤードぐらいあります。左手前に1つのバンカー、右手前にも大きなバンカーがあります。奥は山で受けていますが、それを越えるとOBです。ピンはセンターやや手前です。

2.コース戦略を考える

1でチェックしたコースの状況からコースをどう攻めるかを考えましょう。
球がどこへ飛んでいくかわからないから必要ないなんていわずに、計画を立ててみましょう。結果が失敗だったとしてもそこから得るものは大きいはずです。

ピンの位置

ゴルフは逆算で考えます。すなわちカップにボールを沈めるにはどこにオンさせるのがよいのか、その地点にオンさせるにはどこからセカンドを打ったらベストなのかといった具合にピン位置から逆算して考えていきます。そしてターゲットを設定する場合、打っていく方向はピンに対して対角線で考えるのが基本です。最短距離のルートは障害物が入ることが多いのです。だから危険の少ないルートを選びましょう。急がば回れです。

このホールの場合、ピンはセンターやや手前です。谷越えのホールですので、グリーンにのせたいと思うところですが、ここは無理は禁物。ティショットは確実に谷を越えることを第一目標にしましょう。無理をして狙って失敗すれば、大怪我につながる可能性もありますし、このような細長い奥行きのあるグリーンでは、のせることができたとしても3パットしてしまう可能性も高いからです。

右サイドが谷で、左サイドが山ですから安全に左の山の斜面を使って・・・といきたいところですが、左サイドを狙ってうまくグリーンにのればいいけれど失敗したら次のアプローチはどうなるでしょうか?山のてっぺんからや途中からのショットは非常に距離感が難しくなりますし、谷に向かって打たなければならずプレッシャーがかかります。やはりここは谷を越えたすぐのところに広がる花道方向を狙っていきましょう。

あとはクラブ選択です。ピンの位置によっては3〜4番手違ってきますから、慎重に状況判断をしましょう。自分の飛距離に合わせてどのクラブでティショットすべきなのか考えます。風の向きや強さをチェックして、打ち下ろしの分の距離も考慮します。できればフルショットができる距離を打てる番手を選ぶことがベストですが、ちょうど中間・・・というときもありますね。大きめでやや抑えて打つのか、小さめでしっかりと振っていくのか、やはりこのような状況に備えて普段からいろいろなショットを練習しておくと良いですね。

Aさんの場合は、ティショットの距離が160ヤードの場合、5番アイアンなのですが、ピンがセンターやや手前にあることと、打ち下ろしの分を考えて150ヤードを打つことにして6番アイアンを選びました。この距離なら谷を越えることができますし、もしショートしてグリーンを外しても花道を使えます。風はほとんどありません。

次回は実際のプレーの様子を見ていきます。

2002年10月6日