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コースマネジメント
の極意
Hole No.1 前編
Hole No.1 後編
Hole No.2 前編
Hole No.2 後編
Hole No.3 前編
Hole No.3 後編
Hole No.4 前編
Hole No.4 後編
Hole No.5 前編
Hole No.5 後編
Hole No.6 前編
Hole No.6 後編
Hole No.7 前編
Hole No.7 後編

コースマネジメントの極意〜コース攻略を考える〜

7.Hole No.4 距離の長いミドルホール前編

どんなに飛ばす体力と技術があっても、ただやみくもに打っていくだけではスコアにはつながりません。また、たとえ飛ばなくても技術が未熟でも、状況判断とそれに応じた攻略法を正しく選択していけばおのずとスコアはまとまって来ます。 ゴルフは知的ゲーム。そこがゴルフの面白さでもあります。

ここではコースマネジメントの基本を学びます。ちょっと考え方を変えれば、ゴルフはもっと楽しくなります。

レイアウト図 カメラ1
1 拡大図
カメラ2
2 拡大図
カメラ3
3 拡大図
カメラ4
4 拡大図

1.コース全体のチェック

距離は400ヤードのミドルホールです。距離は長いですが、全体的に広々としたホールです。ティショットはのびのびと思いっきり打てそうです。グリーン周りは3つのバンカーに囲まれています。

ティグラウンド地点

カメラ1を参考にしてください。 フェアウェイは広々としています。左にカート道がありますが、その左側もラフが結構広がっておりそのさらに左がOBとなっています。右にフェアウェイバンカーがあります。このバンカーまでは230ヤードあります。右サイドは松林でセパレートされており、それを超えてもOBではありません。

セカンド地点

カメラ2、3を参考にしてください。 グリーン前に大きなバンカーが見えます。カメラ2は右サイドからフェアウェイバンカー越しにグリーンを見ていますが、こちらからは花道が広く使えます。一方カメラ3は左サイドからグリーンを見ていますが、途中に大きな木があります。さらにグリーン前のバンカーがかかってしまっています。

グリーン前

カメラ4を参考にしてください。
グリーンは3つの大きなバンカーで囲まれています。手前のバンカーはアゴも深くなっています。奥は狭く小山があってそれを越えるとOBです。
ピンは左手前です。

2.コース戦略を考える

1でチェックしたコースの状況からコースをどう攻めるかを考えましょう。
球がどこへ飛んでいくかわからないから必要ないなんていわずに、計画を立ててみましょう。結果が失敗だったとしてもそこから得るものは大きいはずです。

ピンの位置

ゴルフは逆算で考えます。すなわちカップにボールを沈めるにはどこにオンさせるのがよいのか、その地点にオンさせるにはどこからセカンドを打ったらベストなのかといった具合にピン位置から逆算して考えていきます。そしてターゲットを設定する場合、打っていく方向はピンに対して対角線で考えるのが基本です。最短距離のルートは障害物が入ることが多いのです。だから危険の少ないルートを選びましょう。急がば回れです。

このホールの場合、ピンは左手前です。グリーン周りはバンカーで囲まれていますし、奥は狭くてすぐにOBです。グリーン周りでバタバタしてスコアを崩さないようにするためには確実にグリーンにのせていきたいですね。
そのためには右手前の花道方向からピンを狙うのがベストです。カメラ2の画像とカメラ3の画像を比べれば、カメラ2の右サイドからのほうがだんぜん狙いやすいということがわかると思います。たとえグリーンを外したとしても、花道を使える位置にあればアプローチもしやすいですね。

したがってフェアウェイの右サイドを狙っていきたいのですが、困ったことにフェアウェイバンカーがあります。このバンカーまでは230ヤードです。ここで飛距離によって戦略を変える必要があります。
距離的に届かないもしくはこのバンカーを越えることができる場合は、バンカーの手前もしくはバンカーの先を狙いましょう。そして右サイドからピンを狙っていきます。 飛距離がちょうどバンカーに入ってしまいそうな場合は、フェアウェイセンターを狙っていく戦略を選びます。ピンを花道方向から狙うことはできなくなりますが、ここはピンを狙わず、バンカーを避け、とにかくグリーンへのせることを第一に考えましょう。

Aさんの場合はティショットの飛距離はおおよそ220ヤードです。すこしフォローの風が吹いているのでここは安全にフェアウェイセンターを狙う戦略を選ぶのがよいでしょう。そしてセカンドショットはグリーンセンターを花道方向から狙うのがベストです。

次回は実際のプレーの様子を見ていきます。

2002年5月6日