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コースマネジメント
の極意
Hole No.1 前編
Hole No.1 後編
Hole No.2 前編
Hole No.2 後編
Hole No.3 前編
Hole No.3 後編
Hole No.4 前編
Hole No.4 後編
Hole No.5 前編
Hole No.5 後編
Hole No.6 前編
Hole No.6 後編
Hole No.7 前編
Hole No.7 後編

コースマネジメントの極意〜コース攻略を考える〜

5.Hole No.3 谷越えのロングホール前編

どんなに飛ばす体力と技術があっても、ただやみくもに打っていくだけではスコアにはつながりません。また、たとえ飛ばなくても技術が未熟でも、状況判断とそれに応じた攻略法を正しく選択していけばおのずとスコアはまとまって来ます。 ゴルフは知的ゲーム。そこがゴルフの面白さでもあります。

ここではコースマネジメントの基本を学びます。ちょっと考え方を変えれば、ゴルフはもっと楽しくなります。

レイアウト図 カメラ1画像
1 拡大図
カメラ2画像
2 拡大図
カメラ3画像
3 拡大図

1.コース全体のチェック

セカンドショットが大きな谷越えになるロングホールです。距離は473ヤードと長くないのですが、ホール形状を考えると2オンはまず無理なホールです。
このような複雑なホールは、フェアウェイをキープし着実にグリーンまで運んでいくことが大切です。そのためにはしっかりとホールを観察し、罠にはまらないように注意しましょう。

ティグラウンド地点

右サイドにポツンとある木を越えると谷になっており、そこからフェアウェイは左へ大きく曲がっていきます。左の林を越えて打っていくとショートカットになりますが、左はOBですし、完全にブラインドになっていますので非常にリスクが高いと言えるでしょう。ここは2オンは狙わずに確実にフェアウェイをキープしていきたいところです。

セカンド地点

ちょうど頂上にあたるところです。フェアウェイは左へ大きく曲がり、全体的に大きな谷になっています。
この場所からですとかなりの打ち下ろしになりますし、フェアウェイへ斜めに打っていく感じになります。距離を正確に把握する必要があります。

サード地点

グリーンまでずっと上っていますので、グリーンの面が見えません。グリーン周りはバンカーで囲まれています。グリーン右サイドのバンカーはあごが高く、左と奥のバンカーはあごはあまり気にする必要はありませんが、ライが左足下がりになります。どちらのバンカーも入れると厄介です。
ピンはセンターやや手前です。

2.コース戦略を考える

1でチェックしたコースの状況からコースをどう攻めるかを考えましょう。
球がどこへ飛んでいくかわからないから必要ないなんていわずに、計画を立ててみましょう。結果が失敗だったとしてもそこから得るものは大きいはずです。

ピンの位置

ゴルフは逆算で考えます。すなわちカップにボールを沈めるにはどこにオンさせるのがよいのか、その地点にオンさせるにはどこからセカンドを打ったらベストなのかといった具合にピン位置から逆算して考えていきます。
そしてターゲットを設定する場合、打っていく方向はピンに対して対角線で考えるのが基本です。最短距離のルートは障害物が入ることが多いのです。だから危険の少ないルートを選びましょう。急がば回れです。

このホールの場合、ピンの位置はほとんどセンターです。周りが難しいバンカーで囲まれていることとサードショットが打ち上げでグリーンの面が見えないことを考えると、ピンを狙うというより確実にグリーンにのせることを目標にしたほうがよさそうです。

それには花道方向のフェアウェイにセカンドショットを打ってくる必要があります。セカンド地点からフェアウェイへセカンドショットを打つには谷越えになって、ここで難しいのが方向と距離の関係です。一応、木々で隠れてしまっていますが、山の中に的がありますのでここを目標にします。そうすると何ヤード打てばフェアウェイに届きかつ突き抜けないのかということを判断しなければなりません。
もちろん打ち下ろしの分も考えなくてはなりませんし、風があればそれも考慮に入れなければなりません。

シビアなショットが要求されますから、当然セカンドショットを打つ状況はやさしいに越したことはありません。ティショットは斜面を上りきった平らな部分へ打っていきたいですね。
右サイドの1本の木の左に的が立っていますのでそれを目標にします。そして、ここでも難しいのは何ヤード打つかということです。大きすぎて谷へ落としてもいけませんし、手前すぎては上り斜面になりライが左足上がりになってしまいます。クラブ選びは慎重に行う必要があります。

次回は実際のプレーの様子を見ていきます。

2001年11月13日