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日本プロゴルフ協会ティーチングプロ堀田周作のゴルフのサイト。「ゴルフ講座」ではゴルフの基本などをWEBで学びましょう。
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あなたなら、どうする?〜キャディさん、どこから打つの?〜10.アンラッキーな結果に・・・Aさんはこの日あまり調子が良くなく、イライラしてプレーしていました。9番ホールのティショット。Aさんの球は左へフックし、たまたまラフに止まっていた芝刈りの作業車に当たってOBの方へはねました。 Aさんは、こんなところに作業車を置くべきではないと主張し、作業車に当たった地点の近くに球をドロップして、そのホールのプレーを終了しました。 同伴競技者のBさんは、おかしいのでは?と言いましたがAさんは怒って自分に罰はないと主張しています。キャディさん、どうしたらいいの? 結論からいってAさんの処置は間違っています。作業車は局外者です。動いている球が局外者によって偶然に方向を変えられたり止められた場合はラブオブザグリーンであり、誰にも罰はなく、その球はあるがままの状態でプレーしなければなりません。Aさんの場合、プレーする場所がOBですので、規則27条1項に基づいて処置すべきでした。しかし、作業車に当たった近くに別の球をドロップしてプレーしているため、誤所からプレーしたことになります。従って、OBの1罰打に加え最後にプレーしたできるだけ近くでプレーすることという規則27条1項の違反の2罰打が付加されます。しかも、この場合重大な違反となりますので、規則20条7項b後段に従って誤りを訂正しないと競技失格となります。 (規則20条7項bより一部抜粋) 誤所からプレーしたあとで競技者がその事実に気付き、しかも重大な違反となるおそれがあると思った場合、次のティインググラウンドからまだストロークしていなかったとき(ラウンドの最終ホールでは、グリーンをまだ離れていなかったとき)に限り、競技者は第2の球を規則に従ってドロップするかプレースし、その球でそのホールをホールアウトすると宣言することができる。競技者はスコアカードを提出する前にその事実を委員会に報告しなければならない。競技者がそうしなかったときは競技失格とする。委員会は、重大な違反があったかどうかについて裁定を下さなければならない。重大な違反があったものと裁定された場合には第2の球でのスコアが採用され、競技者はその球でのスコアに2罰打を加えなければならない。 Aさんは次のホールのティショットを打つ前に、自分の誤りを認めて第2の球を使用してそのホールをホールアウトするという宣言を行うことが出来ます。ラウンド終了後、スコアカードを提出する前に委員会にその事実を報告しなければなりません。委員会が重大な違反があったと裁定した場合は、第2の球のスコアが採用され、さらに2罰打が加えられます。 ゴルフの大きな特徴の一つに、審判員が立ち会わないというのがあります。それは、ゴルフがフェアープレーを重んじるスポーツであって、「ゴルファーはみな誠実であり、故意に不正をおかす者はいない」ということが基本的な考え方になっているからです。 確かに作業車がなければAさんの球はOBにはならなかったかもしれません。自分のせいではないと思うAさんの気持ちもわからなくもないですが、ゴルフにラッキー、アンラッキーはつきものです。あるがままを受け入れ、規則を理解し自主的にそれを守るように心がけたいですね。 2000年7月28日
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