INDEX
クラブ選びのポイント
1.道具を選ぶ
2.クラブメイキング
3.クラブの構造
≪主要部品≫
4.クラブの構造
≪主要素材≫
5.チェックポイント
≪ウッド編1≫
6.チェックポイント
≪ウッド編2≫
7.チェックポイント
≪ウッドアイアン共通編≫
8.チェックポイント
≪アイアン編≫
9.チェックポイント
≪シャフト編≫
10.チェックポイント
≪グリップ編≫
11.リメイク・チューンアップ
前編
12.リメイク・チューンアップ
後編
13.ボールについて
14.やってみよう
≪グリップ交換1≫
15.やってみよう
≪グリップ交換2≫

クラブ選びのポイント〜あなたにあったクラブ選び〜

8.チェックポイント≪アイアン編≫

クラブを選ぶときに知っておくべきチェックポイントについてみていきます。聞き慣れない言葉も多いですが、これを押さえておけば、クラブの説明書きなども理解しやすくなるはずです。

アイアン編

構造図

まず、アイアンクラブの各部の名称について図解しておきます。こちらをクリック

キャビティ

最近のアイアンはマッスルバックのタイプのものを見つけるのが難しいほど、キャビティタイプがほとんどを占めています。前述の「クラブの構造・主要部品・ヘッド」のところでも説明しましたが、アイアンの形状は大きくキャビティバックタイプとマッスルバックタイプに分かれます。
キャビティとは空洞やくぼみという意味を持ち、アイアンのバックフェースがくぼんでいる形のものです。このタイプのアイアンはスイートスポットが広くできているため打ちやすく、きっと多くの人が使用していることでしょう。
また、このフルキャビティモデルをもとに、ハーフキャビティやブリッジキャビティなどが作られていますが、多少スイートスポットが狭いですが、力強い打感が得られるためにプロや上級者に人気があります。
しかし、見た目としてはどれも同じようなキャビティです。以前のような「キャビティ=やさしい」ということは必ずしもあてはまらないと言えるでしょう。これもそのクラブの特徴をよく知る必要があります。

マッスルバックタイプ<画像> キャビティタイプ<画像>
マッスルバックタイプ キャビティタイプ

ロフト角

かつては3番アイアンで24度あったロフト角ですが、現在は21度程度となっておりストロングロフトが主流になっています。ヘッドやシャフトの改良により打ちやすくなった結果、ストロングロフトでも十分に振り切れて、方向性よく飛ばせるようになったわけです。
仲間うちなどで、○番で○○ヤード飛ぶかなんてことがよく話題になったりしませんか。 でもストロングロフトなら番手が一つ上と同じ状態になるわけですから、飛んであたりまえですね。飛距離を意識する人が多いのでしょうが、アイアンは飛距離ではありません。確実に決まった距離が打てるかどうかが大事なのです。

ヘッド形状

アイアンを選ぶときは、まず構えてみることをおすすめします。前述のようにキャビティアイアン全盛時代ですが、ヘッド形状は様々です。ヘッドの大きいもの小さいもの、昔からのオーソドックスなタイプのものやピンやキャロウェイに代表されるようなソールの厚いタイプなどいろいろあります。いろいろ試してみて、構えたときに安心感のあるものを選ぶようにしましょう。

ソール形状とネック形状

ソールとはヘッドの底の部分ですが、この部分も様々なタイプがあります。
各メーカー独自で開発されたソール形状もありますが、最近ではアイアンの番手の中で、ロングアイアンはボールを捕まえやすくするためにスクープソールを、ショートアイアンではバンスソールにしてダフリを防止するなどといったいわゆるフロー設計がされているものもあります。
ネック形状は、ネックがガチョウの首のように曲がったグースネックと、直線的なストレートネックがあります。グースネックは球を捕えやすくスライスが出にくく、ストレートネックはひっかけのミスを防止しプレーヤーの求める球筋を微妙に反映する機能をもっています。これもフロー設計では、ロングアイアンはグースの度合いを大きくしてスライスを出にくくし、ショートアイアンは逆にグースの度合いを小さくしてひっかからないようにするなどといった工夫がなされています。

バンス角

シャフトを垂直にした際の水平線とソールの延長線との間にできる角度のことをいいます。最近ではアイアンセットに含まれているピッチングウエッジやサンドウエッジではなくて、ウエッジだけを別のモデルで揃える人も多くなったようです。
有名なところではタイトリストのボーケイウエッジがありますが、これはロフト角もバンス角も様々なタイプが用意されています。
バンカーからサンドウエッジを使ってエクスプロージョンショット(砂を爆発させてボールを打ち出す)をする際には、このバンス角というのを利用しているわけです。
ですからバンカー専用ならバンス角の大きいものがいいということになります。しかし、フェアウェイなどから100ヤード以内のショットをする場合は、バンス角がありすぎるとインパクトよりも前に地面にヘッドが跳ね返ってしまい、うまくボールを打つことができません。
ウエッジはその用途をよく考えて選ぶ必要があります。

バンス角<図>

次回はチェックポイント・シャフト編です。

2001年7月29日