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クラブ選びのポイント〜あなたにあったクラブ選び〜6.チェックポイント≪ウッド編2≫クラブを選ぶときに知っておくべきチェックポイントについてみていきます。聞き慣れない言葉も多いですが、これを押さえておけば、クラブの説明書きなども理解しやすくなるはずです。 ウッド編2今回は「重心」ということを中心に勉強しましょう。「低重心設計」などといった言葉を耳にしたことがあるでしょう。前回もフェース厚のところですこしお話しましたが、重心位置がどうなのかというのはスイートスポットと深く関係があり、クラブの機能を知る上で非常に重要です。
重心に関する図を参考にしてください。こちらをクリック 重心ヘッド単体の重さの中心を重心といいます。重心位置はヘッド素材や構造で上下にも前後にも移動します。一般的にディープフェースは高く、シャローフェースは低くなりますが、比重の重い金属をソール後部に埋め込みますと低く深くなります。タングステンをソールに埋め込んだタイプのドライバーはまさにこの効果を狙ったものと言えるでしょう。 スイートスポットを広くするために、最近のクラブはいかにして重心を低く深くするかというのが大きなテーマになっているようです。 スイートスポット重心からフェース面へ直角に引いた垂線の交わる点をスイートスポットといいます。ちなみにスイートエリアとは、最大キャリーを得られる打点を100としたとき95%のキャリーが得られ、かつ左右の曲がりが5%以内のエリアのことをいいます。 重心が低く深ければスイートスポットも低くワイドになります。つまりミスをしてもクラブがそれをカバーしてくれるというわけです。多少芯をはずしても飛距離が落ちない、方向性にばらつきがでないなど、スイートエリアが広いクラブはやさしいクラブと言われる理由です。しかし、上級者の方にとってはスイートスポットが広くなることでインパクトがボケた感じになりがちなようです。 重心深度と重心高ソール面上の重心点からリーディングエッジまでの水平方向の距離を重心深度といい、これが長ければ重心が深いということになります。重心高とは、ソールからフェース面上の重心点までの高さを指し、その高さは重心深度と比例します。重心深度が深いと重心高も低くなり、「低く深い重心」が実現します。 重心が低く深ければ、スイートスポットが広がりますから、前述のとおりやさしいクラブであるといえるわけです。 しかし、上級者の方には、ボールが吹け上がってしまう、ボールが捕まりすぎるなどといったことになりますので、適正な重心位置のクラブを選ぶ必要があります。 重心角クラブを水平な位置に置いたとき、ヘッドが自然に傾きます。その傾いた角度、シャフト軸線からヘッドのリーディングエッジまでの角度を重心角といいます。 この重心角が大きいとインパクトでボールを捕えやすくなります。角度の大きさは重心深度の距離と比例するので、重心位置を知る一つのめやすとなります。 ギア効果芯を外してヒットしたとき、ヘッドはその衝撃で重心を中心に回転しようとします。その回転しようとする度合いが小さいほど慣性モーメントの大きなクラブと呼び、方向性が安定します。 例えばトゥ寄りでオフセンターヒットすると、ヘッドは衝撃で右回転しようとしますが、一方のボールは反対に左回転(フックスピン)を起こします。これをギア効果といいます。この現象はフェース面の上下、トゥ&ヒールのどこでヒットしても発生します。このギア効果によるボールの曲がりを適切に調整しているのが、フェース面の上下の丸みであるロール、トゥ&ヒールの丸みであるバルジの役割です。 重心距離シャフトの軸線から重心までの垂線の距離のことをいいます。この距離が長い方がシャフト軸を中心とした慣性モーメントが大きくなって、ヘッドスピードがアップし、飛距離が出やすくなります。 各メーカーとも初心者から上級者まで幅広い商品開発を行っています。それは非常に良いことなのですが、たくさんありすぎてどれを選んだらよいのかわからないと悩む方も多いことでしょう。 今回の「重心」というのはクラブの内部の構造に関することなので、クラブを一見してわかるというものではありません。言葉の意味、構造、効果などを理解した上で、クラブの説明書きをよく読むことが必要でしょう。 重心位置については理解したけれど、果たして自分には低重心タイプが向いているのかどうかわからない方は、自分のヘッドスピードをめやすにするといいでしょう。 それぞれのクラブにめやすとなる対応ヘッドスピードが書いてあるカタログも多く見受けられます。参考にすればあなたにあったクラブを絞っていくのに役立つでしょう。 次回は、チェックポイント・ウッドアイアン共通編です。 2001年6月20日
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